こんにちは。2020年12月からアディダスより主要モデルの新カラーラインナップ「adizero Sunrise Pack」が発売されました!
イエローに統一されたカラーリングが素敵ですね。2008年にハイレ・ゲブレセラシエ選手がアディゼロジャパンを履いてフルマラソン世界記録を樹立したのですが、その時のシューズカラーがイエロー/ブラックであったことと、新記録を打ち立てる期待を込めた「日の出」をイメージがカラーリングのイメージだそうです。
この時にアディゼロタクミセンがモデルチェンジしていたので、前作タクミセン6とのスペックの差を考察していきたいと思います。
アッパーがスケスケになって軽量化
アッパーの機材としては前作と同じくセラーメッシュが使用されています。こちらはアディゼロプロやアディオスプロなど他のモデルにも採用されています。
しかし、タクミセン6に比べるとタクミセン7のアッパーはメッシュがスケスケになっているよう見受けられます。同じセラーメッシュでも薄さや配置が変わったのかもしれません。
また、公式より重量はタクミセン6で197gであったのが170gとなっています。メッシュにより軽量化されているのかもしれません。

タクミセン7 出展:アディダス公式通販

タクミセン6 出展:アディダス公式通販
ドロップが大幅変更
見た目では分かりませんが、ドロップ(つま先と踵のソール厚みの差)が5mmから9mmに大幅に変更されています。

出展:アディダス公式通販

出展:アディダス公式通販
参考に種々のモデルのドロップは以下のとおりです。
ナイキ ヴェイパーフライNext% | 8mm |
ナイキ ズームフライ3 | 8mm |
アゼィゼロジャパン5 | 9.5mm |
アゼィゼロアディオスプロ | 10mm |
ミズノ ウェーブデュエルネオ | 9mm |
ニューバランス ハンゾーRv3 | 6mm |
HOKA ONE CarbonX | 5mm |
ドロップが大きいほど踵が浮いた感じで重心が前に行きやすくなる効果がありますが、走り方や足首の柔らかさによって印象がかなり変わります。
そのため、タクミセンはレーシングフラットと言われていましたが、今回のモデルチェンジでかなり接地感が変わっているのではないかと予想しています。
フォアフットで足首が硬い(剛直)な人によりフィットするようになったのではないでしょうか。一方でこれまでの履き心地が良かったランナーにとってメリットになるのかデメリットになるのか…
アウトソールに変更点は無し
ソールの素材や配置に大きな違いは見受けられなかったです。
つま先のブーストフォームがこれまで通り仕事をしてくれそうです。

出展:アディダス公式通販

出展:アディダス公式通販
まとめ
・アッパーが薄く柔らかくなっている可能性有り
・ドロップが高くなり、接地感が変わっている可能性がある
・ソールの素材に変更点は無し
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