こんにちは。フルマラソン完走の次なるステップとして5時間切り4時間切り(サブ5~4)を目標にしているランナーは多いのではないでしょうか。
今回はマラソンでサブ5~4を目指すランナーにオススメなシューズをまとめました。
オールラウンド・反発重視:ナイキ「エアズームペガサス」
「エアズームペガサス」はナイキの中でも初心者から上級者まで広く人気のあるモデルです。
特徴として、ミッドソールにクッション性と安定性の高い「リアクトフォーム」、要所に高反発性素材の「エアズームユニット」が使用されています。これにより、サポート系モデルでありながら踏み込めば反発も得やすくスピードを上げやすい設計となっています。
幅広いペースで使いやすいため、普段のジョギングからスピード練習、さらに本番レースまで1足で全てこなしたいランナーにオススメです。
サイズ感についても海外ブランドにしては比較的横幅が広い設計のため、足幅が広めな日本人にもフィットしやすいです。
エアズームペガサス39についての詳細な特徴は下記をご覧ください。
初心者本命モデルがヒールストライカー仕様に進化⁉ナイキ「エアズームペガサス39」
柔らかクッション重視:ニューバランス「Fuelcell Prism」
ニューバランスの中でもスピード志向のFuelcell(フューエルセル)シリーズのモデルです。
「Fuelcell Prism(フューエルセルプリズム)」の特徴として、ミッドソール全体に柔らかく弾力のある「フューエルセルフォーム」、ソール内側に安定性の高い「メディアルポスト」という素材が使用されており、柔らかいクッション感ながらもグラつきが抑えられた設計となっています。

ソールの三角形の部分が「メディアルポスト」です
反発性は控えめと感じますが、脚持ちが良いため一定ペースで走り続けるのに向いていると考えます。
そのため、柔らかいクッション感が好みで後半の失速を抑えたいランナーにオススメです。
Fuelcell Prism(フューエルセルプリズム)についての詳細な特徴は下記をご覧ください。
【レビュー】サブ4ペースで勝手に進む厚底シューズ「Fuelcell Prism」
省エネ・アシスト重視:アシックス「グライドライド」
アシックスの中でも「楽に長く走る」ことがコンセプトの「ENERGY SAVING」シリーズのモデルです。
「グライドライド」の特徴として、つま先が巻き上がった「ガイドソールテクノロジー」という機能が搭載されています。特に、つま先の巻き上がりが母指球の真下から始まっているため、シューズが転がりやすく重心移動のアシスト感が強いのが特徴です。

出展:asics.com
独特な転がる感覚は癖があるとも言えますが、リズムにハマると足を置くだけで脚が回転して楽に走り続けることができます。
そのため、蹴って跳ねるよりも脚の回転を使った省エネでスムーズな走りを求めるランナーにオススメです。
サポート重視:ヨネックス「セーフラン100」「セーフランエアラス」
「衝撃から脚を守る」ことがコンセプトの「セーフラン」シリーズのモデルです。
セーフランシリーズの特徴としてソールにカーボンプレートが搭載されています。カーボンプレートといっても安定感と疲労軽減を目的に設計されているため、適度に柔軟性があり扱いやすいです。

カーボンプレート(出展:Yonex.com)
また、ソール素材に使用されている「パワークッション⁺」はグニャグニャ感がなくしっかりとしているのですが衝撃はしっかりと吸収してくれます。
安定性と衝撃吸収性の両方が高いため、スピードよりもサポート機能を求めるランナー、関節や筋力に不安を感じているランナーにオススメです。
セーフランシリーズの中でも、履き心地とサポート重視なら「セーフラン100」、軽量性とスピード重視なら「セーフランエアラス」を履き分けるのが良いと考えます。
セーフランについての詳細な特徴は下記をご覧ください。
YONEX初のサブ4向けシューズが遂に登場!「セーフラン エアラス」
まとめ
- 一足でジョギングからレースまで使いたい:ナイキ「エアズームペガサス」がオススメ
- 柔らかいクッション性重視:ニューバランス「フューエルセルプリズム」がオススメ
- 省エネで楽に走りたい:アシックス「グライドライド」がオススメ
- 安定性と衝撃吸収性重視:ヨネックス「セーフラン100, セーフランエアラス」がオススメ
ランニングシューズは設計やコンセプトに応じて様々な個性を持っています。シューズの機能を調べるとシューズ選びもランニングも楽しくなるかもしれませんね。
怪我に気を付けつつ練習も頑張りましょう!
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