多くのエリートランナー、上級ランナーから圧倒的支持を受けているランニングシューズ「ヴェイパーフライ」シリーズより、最新作「ヴェイパーフライネクスト%2(Vaporfly next%2)」の発売が決定しました!日本の販売開始日は2021年4月15日となっています。
公開されている情報から前作との違いをまとめてみました。
アッパーが「エンジニアリングメッシュ」に変更
アッパー素材が「ヴェイパーウェイブ」から「エンジニアリングメッシュ」という素材に変更されています。また、前足の周囲に補強が施されてアッパーの耐久性が向上しました。
「ヴェイパーウェイブ」は極薄で吸水量が少ない素材、「エンジニアリングメッシュ」は柔らかく通気性が高い素材です。そのため「ヴェイパーフライネクスト%2」ではアッパーが水を吸いやすくなる反面、アッパーのフィット感が柔らかくなっていると考えられます。

ヴェイパーフライ2の「エンジニアリングメッシュ」 from Nike

ヴェイパーフライの「ヴェイパーウェイブ」 from Nike
ソールのスペックに大きな変更点は無し
ミッドソールの素材やアウトソールの形状に変更点は無いようなので走行感は前作と同等と考えられます。以下、主なスペックです。
- カーボンプレート搭載(前作と同じ)
- フルレングスでZoomXフォームを搭載(前作と同じ)
- ドロップは8mm(前作と同じ)

ヴェイパーフライ2 form Nike

ヴェイパーフライ from Nike

ヴェイパーフライ2 from Nike

ヴェイパーフライ from Nike
価格が前作より約10%安い
前作の定価が税込み「30,250円」であったのに対し、ヴェイパーフライNext%2は「26,950円」となり約10%安くなっています。
スペックを見る限り、廉価版になったわけではなく販売戦略によるものではないかと考えます。他ブランドのレーシングシューズとの価格差が小さくなるため、コスト面で選ばなかった市民ランナーにも手を取りやすくなるのではないでしょうか。
結論
- アッパー変更により、フィット感が良くなる可能性がある。一方で雨の日には水を吸って少し重くなる可能性がある。
- ソールに変更点は無く、走行感は前作と同様と考えられる。
- 定価が約10%安くなった。
筆者としてはスペックが同じまま価格が安くなってくれたことが一番嬉しいです。2021年4月15日発売のため楽しみ待っています。
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