<レビュー>歴代最高クッション!?もはやインソールが本体な「1080v15」

ランニング

こんにちは。2026年2月にニューバランスのランニングシューズ「1080v15」(テンエイティーv15)が発売されました。早速履いてみましたので感想をまとめました。

「1080v15」の特徴

クッションの持続性を重視したデイリートレーナー

ランニングのための「毎日の儀式(ルーティン)が今日も、明日も、明後日も続くように。」がキャッチコピーで、長い距離を長い期間快適に走れるようクッション性と耐久性を高める工夫が施されています。

ニューバランスのランニングシューズの中でも気軽なファンランニングから長距離ランニングまで幅広く使用できるデイリートレーナーです。

スペック・前作との違い

スペックは以下の通りです。

  • ミッドソールは柔らかい新素材「INFINION」(前作はFresh FoamX)
  • アッパーは新素材「Breathable mesh」になり通気性向上
  • ドロップは6mm(前作と同じ)
  • 定価22,000円(前作は19,800円)
  • 重量261gに軽量化(前作は298g)

一番のアップデートとして、ミッドソール素材が歴代使用されていた「Fresh Foam」が新素材「INFINIONとなりクッションの持続性、耐久性が向上しました。これに伴いモデル名からも「Fresh Foam」がなくなっています。

サイズ感・履き心地

サイズは大きめ

サイズは縦横ともに1サイズ相当大きめで、歴代モデルに比べて中足部〜踵のボリュームも広いと感じました。横幅に関して「1080v15」ではD(細め)、2E(メンズ標準)、4E(ワイド)とサイズ展開が豊富で足型に合わせてサイズを選択することができます。

よって、普段から2サイズで迷う場合は1サイズ小さめがオススメです。

アッパーは柔らかいのに分厚くなく通気性良好

「Breathable mesh」は太い糸で編み込まれたような素材で、軍手を超高品質にしたような柔らかい手触りです。ジョギングカテゴリーのシューズとしてはアッパーが分厚過ぎず、一方で要所は硬めに編み込まれていて通気性とホールド感のバランスが良好です。

シュータンと踵周りはオーソドックスな厚手のクッション素材です。履き口がやや狭めで足を入れ難い分、一度履くと足首周りまでしっかりとホールドされます。デイリートレーナーのアッパーとして非常に満足です。

走行感

歴代とは別物レベルの柔らかさ

一歩目から歴代「1080」に比べて別物レベルで高いクッション性が感じられ、中でもインソールのクッション性が目立ちました。後に調べたところ、このインソールはミッドソールと同様の製法で成形されているそうです。

ミッドソールの「INFINION」自体は接地の衝撃を消しつつ沈み込みすぎずピタッと安定してくれます。接地時には柔らかいインソールにより2~3mm沈んだ後に反発が返ってくる感覚で、接地時間が長くなりがちなスロージョギングの時でも衝撃を逃がしつつ重さを感じない丁度よいリズムで反発してくれました。インソールがキーになっているのでカスタムインソールを使用する場合は感覚が変わるかもしれないので注意が必要と考えます。

歴代「1080」は万能ながら個人的に練習用にはもっさりしてリカバリー用には反発が速く感じて避けていましたが、「1080v15」はリカバリー・スロージョギング向けに特化していて筆者はこちらの方が好みでした。

兄弟モデルの「Fresh Foam X more」を履いていましたが、疲労困憊の状態では「1080v15」の方が体重を預けつつ軽快に脚を回せたのでリカバリー用シューズは「1080v15」がスタメンになりそうです。

接地部位を選ばない

踵を包むようにミッドソールが張り出していて、典型的なヒールストライクでも衝撃や不安定さを感じ難かったです。

また、前足部にかけて柔らかく(沈み込みが大きく)なっているのですが、どこから接地してもミッドソールが変形しながら重心を前に送ってくれる感覚で、柔らかさに対して脚離れがスムーズでした。

屈曲性は標準的で中足〜前足部で満遍なく曲がります。

安定性・グリップも不満なし

中足部も含めてソール面積が広く安定感も良好です。中足部にアウトソールが無いため足裏の突き上げが少ないです。一方で前後のラバーによって4輪駆動車のように面でしっかりとグリップしてくれます。筆者は足裏が弱く中足部が地面に直接当たるシューズが苦手なのですが「1080v15」は中足部の突き上げが少なく気に入っています。

スピード向けではない

クッション性が高く反発のテンポもゆったりであるためスピード練習よりも長い距離のジョギング向けと考えます。

筆者の感覚ではキロ5分より遅いペース(特にキロ6分台)で走りやすかったです。遅いペースほどシューズの重さを感じやすかったりしますが、「1080v15」は足踏みレベルの遅いペースでも軽量感があり楽に走れました。体感の負荷としても他のシューズよりも2割ほど長く走れました。

反対にキロ4分台ペースでは正直走りにくかったです。速く走ることも可能ですがソールの特性を無視したぎこちない動きになってしまうため、瞬間的なスピード性能だけなら歴代の方が速いかもしれません。普段からキロ4分台ペースで走ることが多いなら「Fuelcell」シリーズの方がマッチすると考えます。

総じて、ジョギング、リカバリー用途として初心者からシリアスランナーまで広くオススメです。特にスローペースでのクッション性と軽快さを求めるランナーにマッチすると考えます。

まとめ

  • サイズ感は大きめだが足幅のサイズ展開が豊富
  • インソールを中心にクッション性が高い
  • 接地方法を選ばず脚に優しい
  • ゆっくりペースでの使用にオススメ

筆者が履いたシューズ史上で一番脚に優しくかつ全く不満のないシューズでした。脚がなまりそうなくらいクッション性が高いため毎日履く場合は注意が必要かもしれませんね。時には脚を労りつつ継続して頑張ってきましょう。

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