こんにちは。トレイルランニングやロングランをする時にランニング用のベスト(ザック)があると便利ですね。今回はサロモンより、エントリーユーザーからシリアスランナーまで広くオススメなランニングベスト「Active skin 4」を紹介します。
「Active skin 4」の特徴
サロモンはトレイルランニングのメジャーブランドの1つであり、シューズからバックパックまで手掛けるトータルブランドです。サロモンの中でも「Active skin 4」はコストパフォーマンスと耐久性に優れたベーシックモデルです。
スペックと特徴
- 容量は4L
- 500mLのソフトフラスコ付属(2個)
- 前面左右にポケット、背面にメイン基室の構成
- チャック付きポケットにスマートフォンを収納可能
- 定価は10,890円(市場価格は約7,000円から)
- 重量は270g(ソフトフラスコ込)と軽量な部類
「Active skin」には容量4Lと8Lのモデルがあります。「Active skin 4」は容量が4Lで日帰り程度の軽装向きの容量です。
ソフトフラスコが2個付属
単品で2000円程度するソフトフラスコ(500mL)が2個付属しています。ソフトフラスコはハードボトルに比べて体にフィットしやすく中身が減った時も揺れにくい特徴があります。
胸ポケットには汎用的な500mLペットボトルも入りましたが、揺れ難さは純正のソフトフラスコの方が優れると感じました。
シンプルながらポケットの配置が的確
前面には左右に各2段のポケットがあります。上段にソフトフラスコを入れた状態でもポケットにジェルなどの小物を入れることができます。各ポケットにはジェルが2〜3個入りました。
ポケットには汎用的なサイズであればスマートフォンも収納可能でした。更に左側のポケットはチャック付きになっていてランニング中に中身が飛び出す心配が少なく便利です。
日帰りラン、ミドルレースまで対応可能な容量
メイン基室の容量は、ショートレースでの汎用的な必携品(レインウェア上下、ファーストエイドキット)を積載して容量一杯といったところでした。ミドル以上の距離でヘッドライト、エマージェンシーシート等のアイテムも携帯する場合は「Active skin 8」、「ADV skin 12」などの方が汎用的だと考えます。なお、バンジーコードを絞れるため荷物が少ない状態でも使いやすいです。
ポケット以外は非伸縮性の丈夫な素材で耐久性が高いです。枝やパウチの角で破れる心配が少なく安心して使用できるため、レースよりむしろ普段の練習用にオススメです。また、基室内にはフックがついていて鍵などの貴重品も個別で保管できる点もありがたいです。
サイズ感・使用感
サイズ感はウェアのサイズ相当
筆者の体格は胸囲90cm、腹囲(助骨下部)81cmですが、Sサイズでジャストフィットでウェアと同じサイズ選びで良さそうです。なお、XSでは胸周りがきつくMでは脇周りが余りました。
フィット感と通気性のバランスが良好
生地は厚手ながらも粗目のメッシュ素材でフィット感と通気性が両立されています。
フィッティングについてはコードを引っ張るだけで調整できます。ストッパーがついているため走っている間にコードが緩むことはなかったです。また、ストッパーを外すだけで脱ぐことができるため荷物の出し入れもスムーズでした。
唯一、コードに伸縮性があるためクッカーなどの重量物を持ち運ぶ用途には合わないと感じました。
まとめ
- ソフトフラスコ付属でコストパフォーマンスが高い
- 日帰りラン、ショートレースの必携品を携帯可能な容量
- 容量的には「Active Skin 8」の方が汎用的
- 軽量ながら耐久性も高め
- フィット感と通気性のバランスが良い
コストパフォーマンスが良いため、普段のランニングから使い勝手の良いベストだと考えます。初めのトレイルランからシリアスランナーの練習用まで広くオススメです。
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