こんにちは。健康維持やダイエット、更にはマラソンの練習のためにランニングを続けている人は多いのではないでしょうか。
中でも脂肪燃焼や持久力強化に効果的なトレーニングと言えばやはりジョギングだと思います。
今回はジョギングにオススメなシューズ「アシックス GT-2000」について紹介します。
GT-2000の特徴
エントリー向けのサポートモデル
GT-2000は「スムーズに、安定して前へ。」がコンセプトの、走りを支えるサポート機能が充実したモデルです。具体的には以下の機能が搭載されています。
- 足裏内側の「LITETRUSS(ライトトラス)」により足首の捻れを軽減
- ソール素材「FLYTEFOAM PROPEL」により蹴り出しがスムーズ
- 踵部の「GEL」によりクッション性が高い
- 厚手のアッパー「エンジニアードメッシュ」により履き心地・安定感を両立
これらの機能により、これからランニングを始めたい人やマラソン完走を目指すランナーのトレーニング兼レース用にオススメなシューズです。特にサポート性能が高いため、ジョギングの用途なら初心者からシリアスランナーまで広く使いやすいシューズだと考えます。
前作との違い
前作(GT-2000 9)と以下の相違があります。
- ソール素材が「FLYTEFOAM PROPEL」になりクッション性・反発性向上(前作はFLYTEFOAM)
- ソールがフラット(ドロップ8mm)になり自然な接地感に(前作はセパレート,ドロップ10mm)
- 重量は同程度(280g,27.0cm)
- 踵部のGELはいずれも搭載
ソール素材が「FLYTEFOAM PROPEL」に変わったことで、前作よりもクッションが柔らかいと感じました。心なしかソール由来の反発性も高くポンポン弾みます。
前作までは足裏にシャンクのついたセパレートソールでしたが、GT-2000 10はフラットソールになり土踏まずの部分にもアウトソールが付いています。また、アウトソールのスリットが3本から4本に増えていてシューズの屈曲性も高いです。これらの変更により、前作よりも足裏全体で地面に着きやすく接地感がナチュラルに感じました。
総じて、全体的に重量・安定性は維持しつつ反発性・接地感が向上したと感じました。
サイズ感・走行感
サイズ感は癖が無くアジアンフィット
前作及び普段と同じサイズで問題無かったです。
足幅や甲の高さも標準的なアジアンフィットでした。また、ワイドモデル(4E,レディースは2E)もあるため足幅に応じてサイズを選ぶことができます。
踵接地・リラックスしたフォームで走りやすい
踵部のGELの衝撃吸収性が素晴らしく、グラグラしないけど衝撃だけ除かれているのを感じました。
また、踵に硬い補強(ヒールカップ)が施されていて踵のフィット感・安定感が高いです。軽量化のために踵周りのフィット感を犠牲にしたシューズが増えている中、ヒールカップが搭載された設計はアシックスとGT-2000の特徴と言えます。
市民ランナーの大多数は踵から接地していると聞きますので、踵を着いてリラックスしたフォームで走りやすくなるだけでなく、膝や関節への負担も軽減できると考えます。
シューズに守られながら運動効果も得られる
クッションが柔らかいシューズは足当たりが良く楽に走れるように感じますが、一方で初心者に関しては接地感が少ないことでフォームの欠陥に気付き難く、かえって怪我を誘発しやすくなるリスクがあると考えます。(反対にメリットもありますが)
対してGT-2000は、衝撃吸収性と安定性が高さに加えて接地感があること、シューズに過度な助力が無いため自分の力も使った動きを身につけやすいことがメリットではないかと個人的に思います。
スピードトレーニングには向いていない
正直なところ、全力ダッシュやスピードトレーニングに適したシューズではなかったです。
クッション性や安定性を重視した設計であるため、適正よりも速いペースに上げようとしても地面にパワーが伝わり難く加速し難いと感じました。
但し、「今日は頑張って走る!」や「気まぐれでダッシュしてみよう」といった気楽なスピードであれば十分に対応できるスペックだと考えます。マラソンであれば完走~4時間付近のペース帯にオススメです。
コンセプト通りに長い距離のジョギングに向いていると改めて思いました。
まとめ
- これからランニングを始める人、マラソンランナーのジョギング用にオススメ
- マラソン大会なら完走~サブ4にオススメ
- サポート性能が高い
- 前作より柔らかく自然な接地感になった
- 踵のフィット感、クッション性が高い
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